気まぐれビューです。

今回はsigneoのSN-A800です。

signeoといえばAVCのブランドで、iriverが以前、工場を借りてたところで、いろいろと縁のあるところで、その後の苦労も同じですね。 まあその辺はいいでしょう。



このA800なんといっても売りはマーク・ニューソンデザインです。

auでtalbyとかやった人ですね。

signeoはこれをやっただけでも意味があったと思います。


デザインはニューソンらしく、シンプルな形状に円を多用したデザイン。

非常に薄いカードタイプのシリコンプレーヤーです。 デジ音3の景品にもなりました。 容量は1GBまで。


中身は典型的なシグマテル機。

小型ですがフルスペックです。

液晶は白色の有機EL、輝度は高く室内ではかなり鮮明にみえます。 イヤホンジャックは標準のミニプラ(プラグ部分のみ膨らんでいます。)ですが、USB端子は小型の特殊端子で、充電のほか、ラインイン入力もこの端子を使います。


あえて専用のボタンを多く配するデザインで、操作に迷わないという売りですが、これは失策でしょう。

結局複数のボタンを受け持つわけですから、中途半端な感じがありますし、均等に並んでいて、手探りでの操作ができません。


音質は普通。SRS WOW搭載ですが、連続再生時間が11時間なんで、あまり使う気にはなりませんね。

曲中のプチノイズが結構入るきがしますね。


速度変換(ピッチも変わる)やABリピート、歌詞表示、テキストなど語学関連機能にも対応します。


FMやボイス、ラインインの録音も可能。 FMの予約録音は電源が入っていないと動作しないようです。


他おもしろいところでは、2種類のゲーム機能。 ブラックジャックとバイオリズム(今日の運勢のようなもの)を搭載しています。





しかしこの機種はなんといってもデザイン。 中でもこの黄色とカーキが一番かわいいんじゃないかと思ってます。

ニューソンらしい幅広ストラップ、イヤホンもカーキで統一されています。 他ではあまり見かけない色ですね。


本体は非常にチープですが、このデザインにはあってます。 シートになっている本体表面はボタンが多いため少し華奢で心配になりますね。


機能面でも、スクリーンセーバーが数種類、オシャレなものが入っています。


携帯ほどお金をかけた企画はできなかったんでしょうが、にしてもMP3にデザイナーズ要素を取り入れてきたところは評価できます。 ありがとうsigneo。


ぜひiriverあたりでもやってほしいですね。 以前有名デザイン家電メーカーから打診もきたらしいんですけど、実現せず残念。


私の希望としてはスタルクデザインのMP3プレーヤーがほしいです。 ぜひ!